The Copyright Law Association of Japan 著作権法学会
著作権法学会 研究大会 活動記録
※報告者(パネリスト)の所属等はいずれも当時のものです。
1号~17号(1990年) 論説のみ掲載
18号(1991年) 録音・録画についての問題(斉藤博)
19号(1992年) データベースの法的保護(阿部浩二)
応用美術・デザインと著作権法(斉藤博)
20号(1993年) 著作権の集中管理(夏目裕)
頒布権・輸入権をめぐる問題(斉藤博)
21号(1994年) 広告と著作権・著作隣接権(斉藤博)
22号(1995年春)権利の執行(岡邦俊他・紋谷暢男司会)
23号(1996年春)著作権法制と人格権(半田正夫他・斉藤博〔司会〕)
24号(1997年春)新聞の利用と著作権(飯室勝彦他・半田正夫〔司会〕)
※(1997年秋)新たな局面を迎えた著作権法制(北川善太郎他・未収録?)
25号(1998年春)映像の保護と利用(半田正夫)
26号(1998年秋)パブリシティの権利(阿部浩二)
著作物の引用(半田正夫)
27号(2000年春)技術的保護手段と権利の管理(小泉直樹)
(2000年秋)国際著作権法の問題(道垣内正人)
28号(2001年春)創作作性(中山信弘)
(2001年秋)サービスプロバイダーの法的地位と責任(野村豊弘)
29号(2002年春)著作権関係訴訟(牧野利秋)
(2002年秋)権利管理システムの未来像(阿部浩二・北川善太郎)
30号(2003年春)裁判官から見た著作権法(設楽隆一他)
(2003年秋)職務著作(小泉直樹)
31号(2004年) 著作権侵害による損害の賠償(野村豊弘)
32号(2005年) 著作物の利用と契約(土肥一史)
33号(2006年) 著作者人格権に関する総合的考察(斉藤博)
34号(2007年) 翻案(斉藤博)
35号(2008年) 権利制限(上野達弘)
36号(2009年) 著作物の隣接領域と著作権法(田村善之)
37号(2010年) パロディについて(小泉直樹)
38号(2011年) 間接侵害について(大渕哲也)
39号(2012年) 著作権法の将来像と政策形成(椙山敬士)
40号(2013年) 私的複製(横山久芳)
41号(2014年) 映画の著作物の著作者・著作権者(茶園成樹)
42号(2015年) 知的財産権の本質と救済(田村善之)
43号(2016年) 応用美術と著作権~保護と限界~(奥邨弘司)
44号(2017年) 音楽配信ビジネスと著作権制度(高林龍・上野達弘)
45号(2018年) 著作権消尽論の諸相(島並良)
46号(2019年) 深化するインターネット社会と著作権をめぐる国際私法上の課題(駒田泰土)
47号(2021年) パブリシティ権(井上由里子)
1998年度
著作権法学会(春季) 1998年5月30日 国立オリンピック記念青少年総合センター
シンポジウム 『映像の保護と利用』
- 映像の保護と利用 総論
- 半田正夫(青山学院大学教授)
- 映像と著作者の権利の帰属
- 長塚真琴(小樽商科大学助教授)
- 映像実演の保護と利用
- 清水幸雄(清和大学教授)
- 労働法における実演家の地位
- 山川隆一(筑波大学助教授)
- 視聴覚的実演の保護
- 岡本薫(文化庁国際著作権室長)
- 司会
- 斉藤博(専修大学教授)
著作権法学会(秋季) 1998年11月28日 専修大学神田校舎
個別報告
- 私的録音録画補償金請求権の法的性質
- 辻田芳幸(清和大学講師)
シンポジウム 『パブリシティの権利』
- パブリシティ(Publicity)の権利について
- 阿部浩二(岡山商科大学教授)
- 著名人のパブリシティ権
- 深山雅也(弁護士)
- 物に関するパブリシティの権利の成否
- 伊藤真(弁護士)
- 人格権からみたパブリシティ権―パブリシティ権の理論構成の検討
- 渡邉修(新潟大学助教授)
- 言論表現の自由とパブリシティの権利
- 豊田彰(日本大学教授)
- 司会
- 斉藤博(専修大学教授)
著作権法学会総会
- 1998年 5月30日
- 国立オリンピック記念青少年総合センター
- 1998年11月28日
- 専修大学神田校舎
判例研究会
- 1998年 4月27日
- ガウディとダリの世界展カタログ事件(東京地判平9・9・5)
- 岡邦俊(弁護士)
- 1998年 8月26日
- 未公表学術著作物著作権侵害事件(東京地判平8・2・23)(東京高判平8・10・2)
- 五味由典(国士舘大学講師)
- 1998年 9月28日
- 工業製品設計図の著作物性 ―スモーキングスタンド等設計図事件―(東京地判平9・4・25)
- 本山雅弘(筑波大学大学院博士後期課程)
- 1999年 1月18日
- 職業別電話帳事件(東京地判平10・7・24)
- 尾中普子(平成国際大学教授)
- 1999年 3月16日
- SMAPインタビュー記事事件(東京高判平10・10・29)
- 野一色勲(阪南大学経済学部)
1997年度
著作権法学会(春季) 1997年6月7日 中央大学後楽園校舎
個別報告
- 著作物の利用における氏名表示権と同一性保持権の射程範囲
- 塩澤一洋(慶應義塾大学大学院博士課程)
シンポジウム 『新聞の利用と著作権』
- 報道責任と著作権
- 飯室勝彦(東京新聞・中日新聞論説委員)
- 新聞メディアと著作権
- 赤尾光史(日本新聞協会研究所研究委員)
- 新聞写真と著作権
- 吉村卓也(北海道東海大学国際文化学部講師)
- 電子メディアと著作権
- 松浦康彦(朝日新聞調査研究所主任研究員)
- 司会
- 半田正夫(青山学院大学教授)
著作権法学会(秋季) 1997年11月15日 新国立劇場・中劇場
テーマ 『新たな局面を迎えた著作権法制』
- サイバースペースにおける情報契約と著作権契約
- 北川善太郎(名城大学教授・国際高等研究所副所長)
- 国際的な動きとわが国の著作権法制の課題
- 板東久美子(文化庁著作権課課長)
- 著作権及び実演家の権利の保護に関するヨーロッパ共同体における新たな動き
- ジルケ・フォン・レヴィンスキー(マックスプランク研究所国際法担当主任研究員)
- 国際著作権法 今とこれから
- ユッカ・リエデス(フィンランド教育省特別顧問・WIPO専門家委員会議長)
著作権法学会総会
- 1997年 6月 7日
- 中央大学後楽園校舎
- 1997年11月15日
- 新国立劇場・中劇場
判例研究会
- 1997年 4月14日
- 制御用プログラムの著作権の帰属に関する事例(東京地判平7・10・30)
- 古山健(筑波大学大学院博士課程)
- 1997年 5月16日
- ラストメッセージの著作物性(東京地判平7・12・18)
- 渡邉修(新潟大学助教授)
- 1997年 5月30日
- 小説・ノンフィクションと翻案権侵害―江差追分事件(東京地判平8・9・30)
- 小泉直樹(神戸大学助教授)
- 1997年 8月29日
- 私信(手紙)の公表による人格権侵害の法的構成(高松高判平8・4・26)
- 三浦正広(岡山商科大学助教授)
- 1997年10月31日
- 著作者以外の者による著作者実名登録抹消請求の可否(東京地判平8・8・30)
- 塩澤一洋(慶應義塾大学大学院博士課程)
- 1998年 1月12日
- 俳句の改変と同一性保持権(東京地判平9・8・29)
- 戸波美代(筑波大学大学院博士課程)
- 1998年 1月29日
- 一話完結方式の連載漫画に登場する人物の絵柄利用行為による漫画の複製権侵害の要件および保護期間の起算点(最判平9・7・17)
- 佐藤恵太(中央大学助教授)
- 1998年 2月27日
- 写真の著作権・編集著作権の侵害の成否(大阪地判平7・3・28)
- 茶園成樹(大阪大学助教授)
1996年度
著作権法学会(春季) 1996年6月1日 国立オリンピック記念青少年総合センター
個別報告
- フィリピン最高裁判所の知的所有権侵害事件の判決の分析
- マリサ・ディオンソン(フィリピン最高裁判所付弁護士)
- 通訳:伊賀良子(神戸大学大学院)
シンポジウム 『著作権法制と人格権』
- 人格権とは何か
- 半田正夫(青山学院大学教授)
- 翻案権と著作者人格権
- 松田政行(弁護士)
- 職務著作と著作者人格権
- 岡邦俊(弁護士)
- アメリカにおける moral right
- 山本隆司(弁護士)
- 実演家の人格権
- 藤原浩(弁護士)
- 司会
- 斉藤博(筑波大学教授)
著作権法学会(秋季) 1996年11月16日 国立オリンピック記念青少年総合センター
個別報告
- アジアにおける放送メディアの動向
- 猪股英紀(NHK営業総局)
- 韓国著作権法制の最近の動き
- 鄭豪權(韓国文化体育部,横浜国立大学大学院)
- 香港の著作権法制
- 増山周(広東語通訳)
- 新しい国際的ハーモナイゼーションにおけるアジア諸国の動き
- 岡本薫(文化庁)
- アジアの法律思潮
- 大楽光江(北陸大学助教授)
- 総合司会
- 満田重昭(桜美林大学教授)
著作権法学会総会
- 1996年 6月 1日
- 国立オリンピック記念青少年総合センター
- 1996年11月16日
- 国立オリンピック記念青少年総合センター
判例研究会
- 1996年 5月28日
- “Asahi”vs“AsaX”事件(東京地判平6・3・28)(東京高判平8・1・25)
- 牛木理一(弁理士)
- 1996年 7月16日
- 行灯“アンコウ”事件(京都地判平7・10・19)
- 土門宏(弁護士)
- 1996年10月31日
- “やっぱりブスが好き”漫画改変事件(東京地判平8・2・23)
- 上野達弘(京都大学大学院博士課程)
- 1996年11月25日
- エルミア・ド・ホーリィー贋作輸入事件(大阪地判平8・1・31)
- 花村征志(清和大学助手)
1995年度
著作権法学会(春季) 1995年5月26日 千葉大学
個別報告
- 著作権条約と国際私法
- 駒田泰土(筑波大学大学院博士課程)
- アメリカ著作権法における功利と権利 ―W.J. Gordon 教授の所説を手掛かりとして―
- 小泉直樹(神戸大学助教授)
シンポジウム 『権利の執行(Enforcement of rights)』
- 民事裁判実務上の問題点
- 岡邦俊(弁護士)
- 水際規制による権利の執行 ―行政法の視点から―
- 斎藤誠(筑波大学助教授)
- 権利の執行について
- 山地克郎(富士通法務・知的財産権本部副本部長,常務理事)
- 関税定率法改正と著作権
- 田中成志(弁護士)
- 司会
- 紋谷暢男(成蹊大学教授)
著作権法学会(秋季) 1995年11月17日 明治学院大学 白金校舎
個別報告
- 著作隣接権制度の発展とそのゆくえ
- 吉田大輔(横浜国立大学助教授)
- 実演家の人格権
- 棚野正士(芸団協常務理事事務局長)
- マルチメディアと著作権問題 ―EUとフランスを中心として―
- レジス・アルノー(在日フランス大使館科学技術担当官)
- 過渡期における著作権制度
- 半田正夫(青山学院大学教授)
著作権法学会総会
- 1995年 5月26日
- 千葉大学
- 1995年11月17日
- 明治学院大学 白金校舎
判例研究会
- 1995年 4月 7日
- “ぼくのスカート”翻案権侵害事件(東京地判平6・3・23)
- 山口三恵子(弁護士)
- 1995年 4月26日
- 脳波数理解析論文事件(大阪高判平6・2・25)
- 水谷直樹(弁護士)
- 1995年 6月28日
- 魅留久事件〔カラオケ・リース業者の責任〕(大阪地判平6・3・17)
- 五味由典(創価大学講師)
- 1995年 8月30日
- 土井晩翠事件(横浜地判平4・6・4)
- 井上由里子(筑波大学助教授)
- 1995年11月 7日
- 城の図面・定義・一覧表の著作権侵害(東京地判平6・4・25)
- 菊池武(弁護士)
- 1996年 1月26日
- シミュレーション・ゲーム・プログラム改変事件(東京地判平7・7・14)
- 吉田大輔(横浜国立大学助教授)
- 1996年 3月19日
- 建設会社会社案内事件(東京地判平6・3・30)(東京高判平7・1・31)
- 関堂幸輔(大東文化大学大学院博士課程)
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